SSOM-i.MX8MMINI-CHINCHILLA

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NXP i.MX8M Miniファミリ(i.MX8MM)を搭載した「SSOM-i.MX8MM-CHINCHILLA」は、わずか約20mm x 46mmの超小型フォームファクタに、Cortex-A53/M4コアや高性能なマルチメディア機能を凝縮したシステムオンモジュール(SoM)です。このコンパクト設計により、産業オートメーション、IoTエッジデバイス、組込みビジョンシステムなどの幅広い分野で、高い計算性能と省スペースを兼ね備えた次世代システム開発をサポートします。
NXP i.MX8M Miniファミリ(i.MX8MM)を搭載した「SSOM-i.MX8MM-CHINCHILLA」は、クアッドCortex-A53(最大1.8GHz)とCortex®-M4(400MHz)コアを中核に、1080pクラスの映像エンコード/デコードやOpenGL ES 3.1、Vulkan対応GPUなど豊富なマルチメディア機能を、約20mm x 46mmの超小型フォームファクタに集約したシステムオンモジュール(SoM)です。このコンパクトな設計により、産業オートメーション、IoTエッジデバイス、組込みビジョンシステムなどの分野で、高性能・高機能と省スペースを両立する次世代システムの開発をスムーズに実現します。

特徴と差別化

Chinchillaシリーズのi.MX8M Plus搭載システムオンモジュールの特長

・ 超小型化の基板設計を採用し、ビルドアップではなく、スルーホール設計を実現しました。この基板は8層構造です。
・ 長期供給の安定性を確保するために、汎用性の高い部品を選定しています。
・ 電源計測やPHYなど、本質的でない機能や電力の浪費を排除し、低消費電力かつ高度な部分を改善しました。

差別化と当社の特徴
・ i.MX8M Plusの小型化を実現するために、ビルドアップや信号の削減が必要でしたが、これらを回避し、超小型化を実現しました。
・ i.MX8M Plusの小型化を図るために、汎用部品を使用する方法がありますが、これを採用すると、ある部品の供給停止が製造を妨げる可能性があるため、この問題に対処しています。
・ システムオンモジュールの本質は、CPU、メモリ、ストレージ、PMICの基本設計の安定性であり、その後、アプリケーションに合わせてカスタマイズできるキャリアボード設計(PHYやワイヤレスデバイスの追加など)が望ましいです。不要な機能が含まれている場合、低消費電力かつ必要な機能のみを実現するために、PHYやワイアレスをシステムオンモジュールにいれず、最小限の構成が最適です。