概 要
〈SCIOPTA FATファイルシステム〉
ファイル名の長い組み込みシステム用の高度な機能を備えたFAT12、FAT16、およびFAT32ファイルシステム。ユニコードサポート、コンパクトフラッシュ用のドライバ、MMC、SDカード、HDD、NANDフラッシュ、シリアルフラッシュなどがあります。
〈SafeFATFS FailSafe FATファイルシステム〉
標準FATFSの追加機能であるSafeFATFSは、パワーフェール保護機能を提供するように強化されています。
特徴
・ FAT12 / 16/32
・ 長いファイル名
・ ロバスト
・ 複数のボリューム
・ メディアタイプの混合
・ Unicode16のサポート
・ メディアエラー処理
・ 完全なPC互換
・ 読み取り/書き込み用に複数のファイルを開く
・ 効率的なゼロコピー読み取り/書き込み
・ キャッシングオプション
・ CheckDiskユーティリティ
・ 100%Power Fail Safe(SafeFATFSのみ)
〈メディアタイプ〉
ハード・ディスク・ドライブ
IDE HDDをFATファイルシステムに接続するためのサンプルドライバとリファレンスデザインが作成されています。また、ファイルシステムには、HDDを使用する際に不可欠なキャッシングオプションが用意されています。SFATFSと主にゼロコピーの読み取りと書き込みの効率と組み合わされたキャッシュメカニズムは、組み込みシステムにHDDを実装する際に最高のパフォーマンスを提供します。
〈マルチメディアカードとセキュアデジタルカード〉
これは、DOS互換のファイルメディアを組み込み機器に追加する最も簡単な方法です。ハードウェアまたはソフトウェアのいずれかで実装された標準SPIを含む、SDおよびMMCカードとのインターフェイスのためのさまざまなドライバを提供しています。これを実装するためのハードウェア設計情報を提供します。
〈コンパクトフラッシュカード〉
コンパクトフラッシュカードは、PC互換媒体とのより複雑な通信を必要とするが、より広いデータバスのために一般により高いスループットが実現され、多くの場合、CPU負荷が低減されるので性能上の利点をもたらす。必要に応じて、ハードウェア設計情報とCPLDロジックも提供します。
〈RAMドライブ〉
RAMドライブが標準装備されているため、ハードウェアの依存関係がなくてもシステムを稼働させるのに特に便利です。