NXP i.MX RT1064対応SCIOPTAセーフティクリティカル・リアルタイムOSの販売開始
i.MX RT1064クロスオーバーMCUは、EdgeVerseエッジコンピューティングプラットフォームの一部であり、人気のある i.MX RTシリーズに基づいて構築されています。RTデバイスにオンチップフラッシュを搭載する最初の i.MX として、4 MBのオンチップフラッシュと1MBのオンチップSRAMを提供しながら、i.MX RT1050および i.MX RT1060 MCUとのピン間の互換性を維持します。i.MX RT1064 MCUは、Arm Cortex-M7コア上で600MHzで動作します。
i.MXRT1064 SoCは、NXPのMCUXpressoソフトウェアおよびツール、Kinetis、LPC、および i.MX RTマイクロコントローラ用の包括的でまとまりのあるフリーソフトウェア開発ツールのセットによって完全にサポートされています。MCUXpresso SDK には、Keil MDK および IAR Embedded Workbench for Arm のプロジェクト ファイルも含まれています。
SCIOPTAシステムズ社は、NXP i.MXRT1064のセーフティーRTOSを中心にドライバーサポートを拡張しました。これには、UART、CAN、ADCのドライバーが含まれます。SCIOPTAは、mimxrt1064-evkに基づく低レベルのグラフィックスドライバーも提供します。さらに、NXPのPEGLiteGUIライブラリへの適応いたしました。
SCIOPTA RTOS自体は、IEC61508 SIL3、EN 50128 SIL3 / 4、およびISO 26262 ASIL Dに従って認定されています。SCIOPTAはロイヤリティフリーであり、現在GNUGCCツールチェーンをサポートしています。必要に応じて、汎用コンパイラへの対応も可能です。ドライバは、お客様の要求に応じて認定されており、SCIOPTAシステムズ社では、この部分への対応も可能です。
【SCIOPTA(スキオプタ)システムズ社について】
SCIOPTAシステムズ社は、スイス・バーゼル=シュタット準州に本社を置くセイフティクリティカル分野、透過分散システムで利用されるメッセージパッシング方式のリアルタイムOSおよびミドルウエアの開発を行っております。ドイツ・ミュンヘンのTUV認証機関から、IEC 61508 SIL 3、EN 50128 SIL 3/4、ISO 26262 ASIL-Dを受けたセイフティクリティカルなリアルタイムOSとして認証を受けております。インフィニオン・テクノロジー社、マイクロチップ・テクノロジー/Atmel社、NXPセミコンダクターズ社、ルネサス エレクトロニクス社、STマイクロエレクトロニクス社、テキサス・インスツルメンツ社、ザイリンクス社の半導体にSCIOPTAリアルタイムOSがサポートされています。ポジティブワンは、日本総代理元として、10年以上、日本市場でのライセンス、BSPおよびシステムの受託開発を行っております。また、新しいプロセッサ、マイコンへのSCIOPTAリアルタイムOSの移植サービスも柔軟的に行っております。
【ポジティブワン株式会社について】
社名 ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)
所在地 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F
所在地 〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6神戸国際会館 22F
URL https://www.positive-one.com
ポジティブワン株式会社は、「サービスモデル」のための「ものづくり(IoT端末側から)」の仕様設計から開発製造に至るまでのワンスポットソリューションを提供いたします。
今までの半導体関連を取り巻くエンベデッドのプレイヤは、自社開発をしたコア製品を販売することにフォーカスをしているため、サービスモデルや仕様にあった製品を提案することは難しかったです。ポジティブワンは、海外の有力な最先端技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できる商社機能、自社のハードウエアからソフトウエアの開発製造、そして、テストから認証サービスのための第三者試験機関との提携と支援サービスにより、多様にあったサービスに対応できます。企画段階での仕様作成、技術的な問題定義や解決、最先端技術の導入に選ばれます。それは、IoT端末以外、自動車、医療、産業機器などの安全性や信頼性を求められる分野での経験や実績を積んでいます。
【本件に関するお問い合わせ先】
ポジティブワン株式会社
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