SoC-e社TSNAero プロジェクトに参加!航空宇宙通信ソリューションのTNS基板とFPGA IPとのシステムインテグレーションサービス開始
スペイン北部におけるバスク州は、SoC-e社の研究開発に対して、Hazitek 助成金プログラムの中で助成金を承認しました。これは、TSNAero プロジェクトに参加です。航空宇宙プラットフォームに統合できる次世代イーサネット通信技術と製品の設計と開発です。
航空宇宙通信ソリューションの技術監視により、新しい決定論的通信規格TSNに基づく認定可能なソリューションに対する市場の関心が高まっています。この「新しい」イーサネットにより、リアルタイム要件を伴う通信を一般的なデータ通信と安全にグループ化できます。
この関心を示す指標は、航空宇宙向けの特定のTSNプロファイル開発における、この分野に関与するエージェント (企業、政府機関、大学、研究センターなど) の取り組みです。
このプロファイルは、どの TSN 機能が将来の航空機システムにどのように組み込まれるかを定義します。さらに、現在市販されている TSN テクノロジーでは対応できない機能とパフォーマンスの要件も定義されています。SoC-e では、これをチャンスと捉えてきました (私たちは挑戦が好きです!)。なぜなら、私たちは過去数年間に産業オートメーションや輸送などの分野にすでに組み込むことができるTSNテクノロジーを開発してきたからです。
TSNAero プロジェクトの主な目的は、航空宇宙プラットフォームに搭載できる最先端のイーサネット通信テクノロジーと製品を入手することです。
航空宇宙プロファイル向けのソリューションを研究し、TSN テクノロジーを開発します。
・ シリコンで実装するために VHDL で記述された IP ハードウェア
・ 組み込みシステム向けの補完的なソフトウェア
・ この分野の標準電子カード形式の製品を開発し、セキュリティ、サイバーセキュリティ、EMI/EMC & 環境におけるその後の認証の資格を取得します。これらのカードには、プロジェクトで開発された特許技術が組み込む
標準電子カードに開発されたハードウェアおよびソフトウェア技術を統合して、TSN をオンボード電子サブシステムとして提供できるようにします。開発された電子カードを完全なオンボード システムに統合することにより、完全なソリューションを検証します。このシステムには、一連の多機能ボード (CPU、通信、センサーなど) が含まれます。
◆ TSN スイッチ IP コアでサポートされている最新の TSN 標準
現在のTSN スイッチ IP コアは進化しています。10G TSN スイッチの実装とは別に、SoC-e 社は TSN 標準の最先端を維持し続けます。 802.1Qciサポートから802.1AS-2020までの TSN スイッチ IP コアの最新アップデートすております、
◆ TSNスイッチ「IEEE 802.1Qciのサポート」
802.1Qci は、ストリームごとのフィルタリングおよびポリシングとも呼ばれ、フレームが属する特定のデータ ストリームに基づいてフレーム フィルタリング ポリシングおよび選択の手順を指定する規格です。ポリシング機能とフィルタリング機能には、ネットワーク内の他のシステムからの侵入送信検出と抑制が含まれます。
言い換えれば、802.1Qci は、レートまたは帯域幅に応じて入力ポート上のフレームをフィルタリングする可能性を提供します。この機能により、より安全な通信が実現し、帯域幅の超過使用や悪意のあるエンドポイントに対してフレームが制限されるため、ネットワークの堅牢性が向上します。
◆ IEEE 802.1AS-2020のハードウェアサポート
802.1AS-2020 はTSN のPTP プロファイル であり、各ネットワーク コンポーネントを介してトラフィック キューをスケジュールするための最初の要件の 1 つです。
802.1AS-2020 では、下位互換性を維持するだけでなく、古い 802.1AS-2011 ではサポートされていなかった複数のドメインのサポートなど新しい機能強化が追加されています。
この複数ドメインの改善により、同期レベルでの冗長性または高可用性が可能になり、次のようなメリットがあります。
ミッションクリティカルなアプリケーションにおけるネットワークレベルでのフォールトトレランスと冗長性の実現、航空宇宙および防衛、産業、自動車、およびオーディオ/ビデオ放送の分野は、この機能の恩恵を受けます。
・ ネットワーク、CPU、リアルタイム アプリケーション間で共有される時刻同期レイヤー
・ 優先マルチストリーム識別機能
・ また、複数のストリーム識別機能を同時に (優先的に) 実装するためのサポートも追加
この機能強化により、最大 4 つのストリーム識別テーブルを備えた IP コア実装が可能になります。それぞれのストリーム識別機能も選択可能です(Null Stream Identification 機能、Active Stream Identification 機能、Source MAC Stream Identification 機能、Mask and Match Stream Identification 機能)。
このオプションの大きな利点は、すべてのストリームを識別するために同じフィールドの使用に制限されないことです。
FPGA基板設計において、仕様策定は非常に重要な作業です。ポジティブワンでは、お客様のニーズに合わせたコンサルティング業務を提供しています。また、開発支援により、お客様がより効率的に設計作業を進められるようお手伝いしています。
さらに、ポジティブワンは、SoC-e社のIP提供も行っており、お客様の要望に合わせてカスタマイズされたIPコアを提供することができます。また、基板開発にも対応しており、お客様の要件に合わせた最適な基板設計を実現します。
OEMに関しても、SoC-e社製の標準品やカスタムのOEM製造にも対応しています。お客様の要望に合わせて、FPGA基板を含む各種製品を設計・製造し、販売することが可能です。
ポジティブワンは、お客様のニーズに合わせた柔軟な対応が可能な、FPGA基板設計の専門企業とともに、お客様のビジネス拡大を支援いたします。
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今までの半導体関連を取り巻くエンベデッドのプレイヤは、自社開発をしたコア製品を販売することにフォーキャスをしているため、サービスモデルや仕様にあった製品を提案することは難しいかったです。ポジティブワンは、海外の有力な最先端技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できる商社機能、自社のハードウエアからソフトウエアの開発製造、そして、テストから認証サービスのための第三者試験機関との提携と支援サービスにより、多様にあったサービスに対応できます。企画段階での仕様作成、技術的な問題定義や解決、最先端技術の導入に選ばれます。それは、IoT端末以外、自動車、医療、産業機器などの安全性や信頼性を求められる分野での経験や実績を積んでいます。
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