AEC-Q100 Grade 1対応のNXP S32Z搭載システムオンモジュール販売開始 - 航空宇宙・自動車・モバイルマシン向けアビオニクスプラットフォーム
このSoMは、ドイツ・バイエルン州が公開資金を提供するBAYChampプロジェクトの一環として、将来の統合型モジュラーアビオニクスプラットフォームを開発するために設計されており、航空宇宙、自動車、モバイルマシンアプリケーション向けの将来システムをサポートする強力かつ多機能なプラットフォームです。
■ miriac MPX-S32Z SoMの特長
NXP S32Z2リアルタイムプロセッサ: 8つの600-1000 MHz Arm Cortex-R52コアと、Lockstep Arm Cortex-M33システムマネージャコア、および25 GFLOPのDSP/MLプロセッサを搭載し、最大2 GBのLPDDR4-RAMをサポートします。
豊富なインターフェース: 16 x CAN FD、2 x CAN XL、2 x FlexRay、4 x LIN、SPI、JTAG、TRACE、8つのアナログ入力に対応。さらに、2つのGbE LANインターフェースはリアルタイムデータ伝送のためのTime Sensitive Networking (TSN)規格をサポートします。モジュール管理マイクロコントローラ搭載: SoMには、モジュール管理用のマイクロコントローラも含まれており、さまざまなアプリケーションでのシステム管理をサポートします。コンパクトサイズと高い拡張性: サイズは82 x 50 mmとコンパクトながら、豊富なIO機能を備えており、310ピンのMXM3エッジコネクタにより多彩なデバイスへの接続を実現します。
■ 高性能で耐久性のある設計
miriac MPX-S32Z SoMは、AEC-Q100 Grade 1に対応し、動作温度範囲は-40度から150度までと広範囲であるため、過酷な環境でも信頼性の高い動作が可能です。また、15年間の長期供給保証により、長期的で持続可能なシステム設計をサポートします。
■ アプリケーション対応のシステムオンモジュール
miriac System-on-Modulesは、NXP(R)プロセッサ技術に対応したアプリケーションレディプラットフォームであり、すべてのプロセッサ機能をサポートする包括的かつ完全に検証されたパッケージを提供します。「Made in Germany」の品質で提供されるこれらのモジュールは、高性能なリアルタイム処理と多様なI/O機能を統合し、エンジニアが次世代システムを迅速に設計することを可能にします。
■ お問い合わせについて
miriac MPX-S32Z SoMおよび関連ソリューションに関するご質問や詳細については、ポジティブワン株式会社までお気軽にお問い合わせください。
【MicroSys Electronics社について】
MicroSys Electronics GmbHは、ドイツのミュンヘン(Munich)に本社を置き、NXPプロセッサ技術を用いた先進的なシステムオンモジュールの設計と製造を行っています。同社の製品は、品質と信頼性を重視し、航空宇宙、自動車、産業機械など幅広いアプリケーションで活用されています。
【ポジティブワン株式会社について】
社名: ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)
東京本社: 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F
関西本社: 〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6 神戸国際会館 22F
URL: https://www.positive-one.com
ポジティブワン株式会社は、最先端技術と時代を先読みしたエンベデッドソリューションを提供します。海外の有力な技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できるOEMハードウェアやISO準拠のツールを提供し、システムコンサルティングからハードウェア、ソフトウェアのシステム受託開発まで、幅広くサポートしています。
【本件に関するお問い合わせ先】
ポジティブワン株式会社
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TEL:03-3256-3933
FAX:03-4360-5301