SSOM-i.MX935-CHINCHILLA

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NXP i.MX93ファミリ(i.MX935)を搭載した「SSOM-i.MX935-CHINCHILLA」は、わずか約20mm x 50mmの極小フォームファクタに高性能なNPU(2.3TOPS)やCortex-A55/M33コアを凝縮したシステムオンモジュール(SoM)です。この超小型化により、産業オートメーション、エッジAI、IoTゲートウェイなどの分野で、高機能と省スペースを両立する次世代システム設計を実現します。
先進のNXP i.MX93シリーズ(i.MX935)を搭載した「SSOM-i.MX935-CHINCHILLA」は、約20mm×50mmの小型モジュールに強力なNPU(2.3TOPS)とCortex®-A55/M33コアを内包。TSN対応のデュアルGbEや豊富なI/Oで、エッジAIや産業オートメーションを次の段階へ加速します。SoMと専用キャリアボードは、NXP標準の「i.MX 93 Evaluation Kit(i.MX93EVK)」とシグナルレベルで互換性を持ち、既存のNXPリファレンス設計・ドキュメント・BSPをそのまま活用可能です。信号マッピングを維持しつつNXP標準環境に対応し、開発者は短期間で評価を開始し、ソフトウェアやシステム設計をスムーズに行えます。

特徴と差別化

Chinchillaシリーズのi.MX8M Plus搭載システムオンモジュールの特長

・ 超小型化の基板設計を採用し、ビルドアップではなく、スルーホール設計を実現しました。この基板は8層構造です。
・ 長期供給の安定性を確保するために、汎用性の高い部品を選定しています。
・ 電源計測やPHYなど、本質的でない機能や電力の浪費を排除し、低消費電力かつ高度な部分を改善しました。

差別化と当社の特徴
・ i.MX8M Plusの小型化を実現するために、ビルドアップや信号の削減が必要でしたが、これらを回避し、超小型化を実現しました。
・ i.MX8M Plusの小型化を図るために、汎用部品を使用する方法がありますが、これを採用すると、ある部品の供給停止が製造を妨げる可能性があるため、この問題に対処しています。
・ システムオンモジュールの本質は、CPU、メモリ、ストレージ、PMICの基本設計の安定性であり、その後、アプリケーションに合わせてカスタマイズできるキャリアボード設計(PHYやワイヤレスデバイスの追加など)が望ましいです。不要な機能が含まれている場合、低消費電力かつ必要な機能のみを実現するために、PHYやワイアレスをシステムオンモジュールにいれず、最小限の構成が最適です。