仕 様
〈SmartMSDコンポーネントは非常に柔軟です〉
ホスト側で追加のソフトウェアやドライバを必要とせずに、さまざまなタイプのアプリケーションや目的に使用できます。SmartMSDソフトウェアは、ホストによって実行された操作を分析し、これを埋め込みターゲットのアプリケーションレイヤに渡します。その後、適切なアクションが実行されます。このプロセスを初期化するためには、単純なドラッグアンドドロップだけで、ユニークなアクティブファイルテクノロジによってサポートされています。
〈代表的なアプリケーション〉
・ ファームウェアの更新(ハンドヘルド端末など)
・ 設定ファイルの更新
・ 最も典型的なアプリケーションは、ファームウェアの更新です。他の例としては、USBデバイスがセンサーなどのデータを収集している場合に、ターゲットに新しい構成ファイルを保管したり、測定データを読み取ったりすることです。Smart MSDは、デバイスがホストに接続される前に作成されたすべてのデータにアクセスでき、ライブデータを提供することはできません。SmartMSDでは、ストレージデバイスを仮想的に使用することができます。つまり、物理メディアにデータを保存する必要はありません。ストレージデバイスは、構成可能なサイズと構成可能なファイルリストを持つFAT形式のボリュームとしてホスト上に表示されます。
SmartMSD自体はMSDクラスに基づいているため、Windows、macOS、サードパーティ製のツールやAndroidをインストールすることなくMSDをサポートするLinuxディストリビューションなど、ほぼすべてのOSで使用できます。
〈アプリケーションサンプルemUSB-Device SmartMSD〉
・ スマートウォッチ
・ J-Link OB
〈特徴〉
emUSB-Device SmartMSDはパッケージ全体として提供され、以下のコンポーネントを含んでいます:
・ 汎用USB処理
・ MSDデバイスクラスの実装
・ SmartMSDコンポーネント
・ SmartMSDの使用方法を示すサンプルアプリケーション
〈MSD操作を含む〉
通常、ストレージボリュームのフォーマットを除くすべてのMSD操作は許可されます。
それは以下を含む:
・ ファイルを作成
・ ファイルを削除
・ ファイルの変更
ストレージへのアクセスの取得
デバイスに保存されているファイルとディレクトリには、ファイルマネージャを使用して通常の方法でアクセスできます。
・ デバイスに保存されているファイルとディレクトリには、ファイルマネージャを使用して通常の方法でアクセス可
・ Ubuntu(DebianベースのLinuxオペレーティングシステム)では、SmartMSDストレージデバイスがランチャーの内部に表示
・ ファイルとディレクトリは、ファインダ内でいつものように簡単に表示および変更可能
・ macOSでは、SmartMSDストレージデバイスがデスクトップに表示
・ デバイスに保存されているファイルとディレクトリは、通常の方法でWindowsエクスプローラを使用してアクセス可能
コンポーネント
SmartMSDを使用するために必要なコンポーネント:
・ emUSB SmartMSD
・ emUSB MSD
・ emUSB-デバイスコア
・ emUSBターゲットドライバ
・ リアルタイムオペレーティングシステム(embOSなど)
デモ
emPowerボードのemUSB-Device SmartMSDデモおよびテストが可能
・ 記述されているようにemPowerをプログラム準備
・ HS USBコネクタをPCに接続
・ SmartMSDボリュームにファイルをコピー
・ デバイスは自動的に再接続
・ CRC.txtという名前のファイルが、コピーされたファイルのCRC32を含むボリュームに表示