特徴と差別化
拡張#3: SoM詳細仕様
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SoC: NXP i.MX935 (Arm® Cortex®-A55 @最大1.7GHz + Cortex®-M33 @250MHz)
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NPU: 0.5TOPS (Arm® Ethos™-U65)
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セキュリティ: EdgeLock®セキュアエンクレーブ搭載
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メモリ: 2GB LPDDR4/4x (ECC対応, 最大6GB)
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ストレージ: 32GB eMMC (最大128GB)
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ネットワーク: デュアルGiga Ethernet (TSN対応)
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インターフェース: USB 2.0, PCIe 2.0, MIPI-DSI/CSI, CAN-FD
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サイズ: 約20mm x 50mm
拡張#4: ソフトウェアとOSサポート
Yocto LinuxおよびAndroidに対応したボードサポートパッケージ(BSP)を提供。NXPの最新SoCが持つセキュリティ機能「EdgeLock®」や、決定論的通信を可能にする「TSN」といった先進機能を活用するためのソフトウェア基盤が整っており、セキュアなAIoT端末の開発を加速します。
拡張#5: SoCの利点とChinchilla SoMの優位性
NXP i.MX935は、エネルギー効率、AI、そしてハードウェアレベルのセキュリティ(EdgeLock®)を統合した次世代SoCです。SSOM-i.MX935-CHINCHILLAは、この最新SoCのポテンシャルを、約20mm x 50mmという驚異的なサイズで解放します。他社製品がサイズや機能で妥協する中、Chinchillaは性能とセキュリティ、そして世界最小クラスのサイズを両立 。この比類なき集積度は、患者データの保護が必須の医療用セキュアデバイスや、スマートメーター、エネルギー管理システムなど、高い信頼性と小型化が同時に求められる新しい市場に最適なプラットフォームを提供します 。
SoM仕様
製品名 |
SSOM-i.MX8MP-CHINCHILLA |
プロセッサ |
NXP® i.MX 8M Plus (4x Cortex-A53 @1.8GHz, 1x Cortex-M7 @800MHz) |
AI/MLアクセラレータ |
NPU (2.3 TOPS) |
メモリ |
4GB LPDDR4 (オンボード) ※オプション対応可能 |
ストレージ |
32GB eMMC (オンボード) ※オプション対応可能 |
GPU |
GC7000UL 3D GPU, GC520L 2D GPU |
ボード間コネクタ |
高密度コネクタ 2系統 |
主なI/O (コネクタ経由) |
2x Gigabit Ethernet, 2x USB 3.0, PCIe 3.0, 2x CAN-FD, MIPI-DSI, 2x MIPI-CSI など |
電源電圧 |
DC 5V |
外形寸法 |
60mm x 45mm (仮) |
動作温度 |
-20℃ ~ +70℃ |
開発キット(キャリアボード)
ネットワークインターフェース:
・ Ethernet x 2(RJ45コネクタ)
産業用バス:
・ CAN Bus x 2(DB9コネクタ)
USBインターフェース:
・ USB 3.0 Type A x 1
・ USB 3.0 Type-C x 1
・ USB Type-C (電源供給用) x 1
・ Micro USB (USB to Serial用) x 1
ディスプレイ/カメラインターフェース:
・ MIPI-DSI
・ MIPI-CSI
・ LVDS
・ Micro-HDMI 出力
拡張I/O:
・ 40ピンコネクタ (I²S, UART, ISC, GPIOなど)
デバッグ:
・ JTAGポート
スイッチ:
・ スイッチピン
対応OS:
・ Yocto Linux
・ Android
基板サイズ:
・ 約142.24mm x 199.84mm
最大メリット:NXPデザインが参照可能
キャリアボードの概要:
「SSOM-i.MX8MP-CHINCHILLA」向けキャリアボードは、NXPが提供する「8MPLUSLPD4-EV」(i.MX 8M Plus用評価キット)と信号レベルで高い互換性を確保しています。これは、NXP標準EVKの豊富なリファレンス設計、ドキュメンテーション、ソフトウェアBSP、ツールチェーンをそのまま活用できるようにするための設計思想に基づいています。
特徴・メリット:
NXP標準EVKとの互換性:
・ 当社のキャリアボードは、8MPLUSLPD4-EVに準拠した信号マッピングを行い、コネクタ位置・ピン配置を可能な限り踏襲しています。これにより、NXPが提供するBSP、参考コード、ツールなどを活用しつつ、SSOM-i.MX8MP-CHINCHILLAによるシステム評価・開発がスムーズに行えます。
アダプタボードによる対応:
・ 当社はSoMとNXP標準キャリアボード間を接続する専用アダプタボードを提供します。このアダプタボードは、SoM固有のコネクタ形状や信号配列を、NXP標準のキャリアボード規格に合うよう整合させます。結果として、8MPLUSLPD4-EV上で行われるデバッグ、評価、ソフトウェア開発を、そのまま当社SoMで継続可能です。
i.MX8M Plusおよびi.MX935への対応拡張:
・ 当社のアプローチはi.MX8M Plusに限らず、i.MX935など他のNXP SoCを搭載したSoMに対しても同様です。NXP標準キャリアボードとの互換性を維持した上で、当社独自のSoMを搭載可能なようにキャリアボードを改修・最適化することにより、異なるSoC間でも共通の評価・開発環境を実現します。これにより、将来的にプラットフォームを移行する場合でも、開発者は慣れ親しんだワークフローを継続でき、開発効率を向上させます。
拡張性とカスタマイズ性:
・ 必要に応じて、キャリアボード上に独自I/Oや拡張スロットを追加したり、電源回路を最適化したりするカスタマイズにも対応可能です。こうした改修は、NXP標準EVK互換性を維持しつつ行われるため、基本的な開発環境の互換性を損なわずに、ユーザー固有の要件に合わせた最適なハードウェアプラットフォームを提供できます。